膵臓癌と共に~

標準治療を選ばなかった私の生き方

迷ったけれど歯科検診に

 2022年12月27日

通いつけの歯科医院から半期に1度の検診のお知らせが届いていた。

余命3ヶ月に迫っているのに今更検診必要?

と思ったけれど長くお世話になっている歯医者さんなので、

挨拶しておきたいなーと言う気持ちと、もしかしたらもっと生きるかもしれない^^;

の期待感で検診を受けることにした。

歯科衛生士さんにお変わりありませんか、と聞かれ「はい、歯は変わりありませんが、

体はお変わりあります^^;」と言うと「えっ?どういう意味?」

と聞かれたので、「実はしかじか、うんぬん・・・・」と訳を話す。

「そうですかー」と神妙な顔をして一通りの歯のチェックと研磨などを行った後

ドクターと代わる。先生にも伝えられたようで、やはり「そうですかー」

といつもはドライな先生だけどテンション低く歯のチェックされる。

私はなぜか内心くっすと笑えてしまう。

終わって口腔内が気持ちよくなったこともあり、

お二人の残念そうなお気持ちにも触れて、あー今日来てよかった、と思った。

先生に「今更と迷ったんですけど、来てよかったです。寿命が1か月のびた気がします。次回も来れるように頑張ります」と挨拶して帰った。

 

*私はこの病気になって以来よく、いいことがあると「寿命が1か月のびた気がします」と言うのですが、言われた人は時として「1ヶ月?たった1ヶ月?」って顔をしますが、私は最初の病院で「普通のがんは余命を年単位で言いますが、すい臓がんは月単位です」と言われたので、嬉しいこと、楽しいことがある度に、1ヶ月づつ前に前に寿命をのばしていくのです(^_^)成功していますよ。

だって今も生きていますからヽ(^o^)丿