Drの話は余命6ヶ月という前提で以下のような内容だった。
① まずご主人と一緒に介護認定を受けるといいですよ
*夫はこの所異様に認知症が進んだ様子で、
Drにもすぐに認知症だと解ったようだ。
② ヘルパーの助けと訪問看護を受けて、ゆくゆくは在宅医療で、
最期まで自宅で過ごす手筈をすること。
③ 日赤としては医師、看護師、カウンセラーなどのチームを組んで
緩和ケアーをサポートします。
などというものであった。
私は前回書いたように、今回はセカンドオピニオンだけしか聞くことが出来ないと思っていたのに、最後まで面倒を看る、と言っていただいたことに驚いて、
思わず「先生これからはここで面倒を見ていただけるのですか?」と聞いた。
Drは「はい、看ますよ。次の予約も入れておきますよ」と言われた。
私はA大学病院の主治医と死ぬまで気を使い、いつ気を悪くされるかと恐れながら付き合っていかなければならないのか、どうやって転院させてもらうか、
心底ゆううつで仕方なかった。
なのに「はい私が看ますよ」と言われ、体中の力が抜けて思わず二つ折れになって
「ありがとうございます。よかった~」とお礼を言った。
「紹介状は?」と伺うと、Dr「いりませんよ」とのことで再び「えっ よかった~」
これで二度と再びA大学病院とも消化器の主治医とも会わなくてもいいのだと思うと
嬉しくて、嬉しくて仕方なかった。
しかしそうは問屋がおろさなかった(-_-;)