膵臓癌と共に~

標準治療を選ばなかった私の生き方

余命宣告後の日常

 10月15日

昼前ベッドに横になっていたら、夫が自分の部屋から下りてきて

「お茶しようか?」と言う。「今12時よ」と言うと「えっ 夕方かと思った。昼何しようか?」と言うので「冷凍弁当があるよ」と言うと台所へ向かって行った。

少ししてから台所へ行くと「昼、何しようか?」と言う。えっ 台所へ行っただけで私の言ったことを忘れてしまうのか。。。

私の癌の余命宣告をされて以来認知が進んでいるようだ。

 

 10月16日

 私は膵臓癌発覚まで、週4日程度ジムに、ヨガに、ダンスのレッスにと忙しく出歩いていた。しかし発病以来全て休止にしてしまったので、何となく所在なくかと言って家の事をする体力もなく、気力もない。

たまったよごれが目に付くが、夫に頼んでも「大丈夫だよ」と言うだけ。

台所仕事も私が口出ししても、無視してこぼしたり、失敗して余計に時間がかかる。

ストレスで胃が痛む。

 

夫の認知症改善と、私亡き後子供のサポートを得ながら少しでも長く一人暮らしが出来るようにと、簡単な料理くらい出来るように指南しているのだが。。。

難しい。