膵臓癌と共に~

標準治療を選ばなかった私の生き方

教会で講演と音楽会

  2023年12月28日

 月一回診察を受けている、AクリニックのI先生に紹介されて

「Aクリニック グリーフ コンサート」

副題 「ピアノとメッセージによる哀悼のひととき」

に嫁と夫の三人で行ってきた。会場はAクリニックの隣の教会だ。

 

医療講演  I先生(Aクリニック院長) 「大切なつぶやき~終末医療の現場から~」

コンサート みずとたま

      金沢あきな(ピアノ)  三祢沢のぶ(ドラム)

メッセージ  日野 邦昭(牧師)

 

私の主治医であるI先生の講演は、なかなか私の心に突き刺さるものだった(>_<)

先生は年間70名近くの看取りに立ち会っていらっしゃるとの事

なかなか厳しい数字ですね~ 肉体的にも精神的にも(>_<)

毎日外来、入院の診察もして、往診もする

もう一つ突き刺さったのは、癌患者の終末について。つまり私のようなケース

他の病気の場合は徐々に衰えて亡くなるが、癌の患者さんは亡くなる一か月くらい前まで元気にしていて、突然衰弱して一か月位で亡くなると言う

これは私が思い描いていた、あるいは理想としていた亡くなり方だが

あのグラフを見て、いつあの崖っぷちが落とし穴の様に現れるかわからないのだ

と思い知らされた

私は余命6ヶ月と言われ、今1年2ヶ月を過ぎている。

まだ来年も元気なんじゃないかと思い始めていたが、

あ~~ あの崖っぷちは突然現れるのだ、と思い知らされた

まあ 予想通り、希望通りといえば言えるのだけれど・・・

人間欲深い、永遠の命はありません と牧師さんのお話にもありました(^^)

 

コンサートもとてもよかった 

特に金沢あきなさんのピアノは細い体から、よくあのような力強い音が出るものだと

感じ入った。とても素晴らしい経歴の持ち主だそうで、さにあらんと思った

ドラムとのセッションも楽しかった

来年もまた来たいと思った。 崖っぷちが現れませんように神様に祈る

 

牧師様のお話もとても心に染みる良いお話だった

私はキリスト教信者ではないが神様は信じているので、通じるものはあった

改めて心清らかに、慈悲を持って生きねばと思い至った

 

I先生良い機会をお与えいただきありがとうございましたm(__)m