膵臓癌と共に~

標準治療を選ばなかった私の生き方

A大学病院入院 2日目

 昨日の痛み・吐血は何とか治まり、早朝目が覚める。

今日も絶飲食とのことで、採血と点滴をしてベッドの上で所在なくしていると、

同室のお向さんが「昨日は大変でしたね。もういいんですか?」と気遣ってくれる。

今までのいきさつを少し話すと、「それはひどい わたしも色々あったので云々。。。

意見を書くといい 2Fに専用用紙が用意されてるわよ」と言われる。

 

その内にお腹が痛み出し、点滴を下げながらトイレに行くと

赤黒い絵の具のような便が出た。

看護師さんに言うと「そうですか。この次また出たら見せてください」と言われた。

昨日のステント留置術で傷がついたのだろう。胃から背中への鈍い痛みが

続く。その後も2~3回血便が出たので、たまたま来た男性の看護師さんに

「こういう事はよくあるんですか?」と聞いてみた。

「う~ん たまにありますね」と言われた。運が悪かったのか?

まさか腹いせってことはいくらなんでもないだろう・・・・

貧血があると言われ鉄剤と胃の粘膜保護剤を点滴に入れられる。

夕方、研修医のような若い女性が来て私の状態を聞いて行ったが、

主治医は全然顔を見せない。 もやもやとして1日が暮れた。